アパレルの接客、キャリアアップ、フリーランスの実体験を下記のnoteで書いています。当ブログでは書ききれないリアルな内容になっています。
ご興味のある人は覗いてみてください!
お客様の接客をしているときに目の前のお客様に集中しすぎていることはないでしょうか。
ワンランク上の販売員になるために意識すると良い行動をご紹介します。
初めは難しいかもしれませんが、取り組んでいくと慣れていくのでぜひ試してみてください。
✔︎この記事を書いた人

note : ゆうぐれ|週末のフリーランス
接客が苦手な人に向けた、接客メソッドを制作しました。
明日からすぐにアパレル接客に活かせるマインド、スキル、洋服の知識を16,000文字以上で書きました。ぜひ自店舗の接客にご活用ください。
※販売歴が初心者~中級者くらいの方が対象です。
\ 接客に苦手意識がある人はぜひ読んでほしい!/
対面接客しているときの身体の向きを気をつけましょう。
接客をしているときに自分の身体の向きを意識したことはありますか?
実際に接客しているお客様に対してはもちろんなのですが、今回は通路などを歩いていて、入店されていない館内のお客様に対しての身体の向きになります。
例えば、壁面の商品を見ながら接客しているときでも、半身は店頭に身体を向けながら接客するのが良いです。
店頭に背中を向けながらお客様の接客をするよりも、店頭に意識を向けながらお客様の接客をすることが重要になってきます。
店頭に意識を向けながら接客することは、入店するお客様へのアプローチになります。
接客している様子が見える店内を通路のお客様に見ていただくことで入店を促すことができます。
静かな店内より、販売員の接客の様子が見えているほうがお客様は入店したくなるんですよね。
販売員の接客で店内の空気を明るくして、その空気感をわかりやすい形で館内のお客様にリーチすることができれば、入店率は上がるのではないでしょうか。
他のお客様の入店に気付きましょう。
接客をしているときに他のお客様が入店されていることに気づいているでしょうか。
気づいていないようでしたら、上記で説明した身体の向きを意識するだけでお客様の入店には気付けると思います。
入店に気づいているけど、目の前のお客様の接客に集中しているから何もしていないという人はいませんか?
他のスタッフが入店に対して認識ができていれば、他のスタッフの任せていいですが、自分しか対応できないときはどのように行動していますか?
目の前のお客様に精一杯対応しているのは一見素晴らしいと思いますが、私はこれではいけないと思います。
接客中のお客様の満足度は満たせても、それ以外の入店されたお客様の満足度は満たせないからです。
販売員の本質は、入店されるお客様を幸せにすることだと思います。1人のお客様を幸せにすることではないのです。
「じゃあ、目の前のお客様はどうしたらいいの?」
ということになりますが、優先順位として、まずは目の前のお客様を第一に考えます。
接客しているときに間が空いたり、お客様が検討してたり、試着をしていたりと会話をしていない瞬間は必ず出てくると思います。
その瞬間に、入店されたお客様に対して会釈や、こんにちはなどの挨拶、簡単なアプローチなどをしてみましょう。
この行動をすることで、入店されたお客様に意識を向けることができます。
会釈も挨拶もない、声かけもない販売員がいる店内では、明確なニーズがあるお客様以外のふらっと入店されたお客様はすぐに出ていかれると思います。
ニーズのないお客様に対して、どのように滞在時間を増やして店内を見ていただくか、良さを感じていただくかが重要になってきます。
販売員の行動で、お客様にゆっくりと店内を見ていただいて、自店の商品を体感してもらえるように工夫していきましょう。

この接客意識をおすすめしている背景
最後に対面接客しながら、他のお客様にも意識を向けるのって大変だと思います。
正直、いろいろお店を見ていますが、このレベル感で接客されている販売員の人はあまりいないように感じます。
あまりいないというよりかは、店頭にいる販売員がアルバイトだったり、新人の人が多いからかもしれません。
経験値の高い店長、サブクラスは店舗運営に関わる時間が多く、店頭に出る時間が少ないから見る機会が少ないのかもしれません。
ただ、今後は店頭に立つスタッフはこのレベルの接客意識が求められるようになると感じています。
その理由としては、衣料品市場の縮小にあります。
1990年代には15兆円だった衣料品の国内市場も現在、2020年には10兆円を切っています。
店頭スタッフの稼働人数も少なくなってきているブランドが多いのではないでしょうか。売り上げが停滞、縮小しているから店頭スタッフの人数を増やせないんですよね。
この現状の中で、さらにAIの発展もあり販売員の必要性が希薄になってきていると思います。
私は、将来アパレル販売員がいなくなるとは信じていないですが、販売員が増える可能性はほぼないかなと実感していますし、さらに質の高い販売員しか残っていかないのではないかと感じています。
接客スキル向上のきっかけになればと思い、接客メソッドを制作しました。
ぜひ日々の接客に活かしてください。
\ 接客に苦手意識がある人はぜひ読んでほしい!/