アパレルの接客、キャリアアップ、フリーランスの実体験を下記のnoteで書いています。当ブログでは書ききれないリアルな内容になっています。
ご興味のある人は覗いてみてください!
接客をするときは、いかに自然にお客様の日常をイメージできるかが重要になります。
販売員は、お客様の生活スタイルを考えて、洋服とお客様をつなぐ役割を担っています。
ただ商品の知識があるだけでは、お客様を満足させることはできません。
お客様一人一人生活スタイルは異なるため、接客を通して知っていく必要がありますが、お客様自身の生活スタイルはドラマに影響されることも多いです。
そのため、アパレル販売員は「洋服と日常がどのように繋がっているのか」をドラマを見てチェックすることが、接客に役立ちます。
✔︎この記事を書いた人
note : ゆうすな|週末のフリーランス
接客が苦手な人に向けた、接客メソッドを制作しました。
明日からすぐにアパレル接客に活かせるマインド、スキル、洋服の知識を16,000文字以上で書きました。ぜひ自店舗の接客にご活用ください。
※販売歴が初心者~中級者くらいの方が対象です。
\ 接客に苦手意識がある人はぜひ読んでほしい!/
✔︎合わせて読みたい
ドラマは日常生活に洋服がどのように関わっているのかがわかる
昨今、InstagramやYouTubeなどでトレンド情報や着こなし情報をチェックする方も多いのではないでしょうか。
しかし、InstagramやYouTubeでは「生活に寄り添った洋服」という見せ方は弱いです。
ドラマだと、日常生活にファーカスした洋服の在り方がよくわかります。
「家にいるときのリラックス感のある洋服」
「仕事にいくときのフォーマルな洋服」
「近所に散歩に行くときのワンマイルウェア」
「恋人とデートに行くときの華やかな洋服」
「旅行に行くときのアクティブな洋服」
登場人物の感情も含めて、様々なシーンによって洋服のスタイルが変わってきます。
個々のスタイル、着こなし、アイテムなどはドラマの影響でバズったりすることもありますので、視聴率が高くないとしても不特定多数が見ているメディアの効果は絶大だと言えます。
ドラマの中でも「仕事」「恋愛」「旅行」「休日」など普段の私たちの生活に関わりのあるジャンルがわかりやすいです。
「着飾る恋には理由があって」は日常の中にある洋服の姿を見られる
例えば「着飾る恋には理由があって」が非常にわかりやすいです。
川口春奈さん演じる真柴くるみはインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の広報として働いているインフルエンサーです。
SNS、インフルエンサー、ミニマリスト、シェアハウス、個人事業主、起業などリアルな現代の生活スタイルをピックアップしたドラマになっているため、生活の中にある洋服たちの姿を見るポイントが多く詰まっています。
例えば、主人公の真柴くるみの洋服について見ていきます。
【シェアハウスでの生活での洋服】
シェアハウスでは、ゆったりとした着心地の良い洋服を着ることが多いです。
共同生活をしているため、だらしなく見えなかったり、極端に身体のラインを拾わないようなシルエットのパーカーやワンピースなどが登場しています。
【散歩や近所のお店に行くときのワンマイルウェア】
近所の散歩やちょっとしたお出かけのときは、バランスの良いナチュラルなおしゃれ感があるアイテムがよく見られます。
【オフィスカジュアルな洋服】
今回の主人公くるみの職場は、インテリアメーカーということもあり、華やかな職場です。
くるみ自身がインフルエンサーということもあり、オフィスカジュアルで使えながらもおしゃれ見えするアイテムがよく登場しています。
【旅行に行くときのカジュアルなスタイル】
初島に泊まりで帰省した際は、アクティブに見えながらもオシャレ感を演出してくれるサロペットも着用していました。
【それぞれのシーンの洋服にマッチした小物】
上記のシーンに合わせて、洋服に合うバッグ、時計、靴が以下になります。
このように生活シーンに合わせて、適切な洋服、小物をマッチングさせてドラマの中で登場しています。
ドラマを見ることでこういう仕事をしている人は、家ではこんな服装、仕事ではこんな服装、休みの日はこんな服装なんだというイメージを持つことができます。
「着飾る恋には理由があって」は接客に活かせる場面もある
接客のマインド的な部分になりますが、「着飾る恋には理由があって」は接客に活かせる描写もありました。
それは7話目のランプの買い付けをするため、くるみが生まれ育った故郷・初島へ行き、ランプ工房に向かう場面です。
くるみは、ランプ工房の主人に販売方法案を渡して提案しましたがうまくいきませんでした。
向井理さん演じる葉山は、仕事の話はせずにニコニコと笑顔で主人と会話をしていました。
この場面は、接客がうまくいくか、うまくいかないかのポイントがとても良く描かれていました。
主人とうまく話せなかったくるみは、主人の気持ちを汲み取れずに仕事の話を進めていました。
対する葉山は、まずは主人との距離を縮める、主人の気持ちを理解するというところにフォーカスして、たわいもない会話でありながらも、ランプ工房にある商品を絡めて、ナチュラルな空気感で、思わずクスッとなるような会話のキャッチボールをしていました。
アパレルの接客に置き換えてみると
このようにアパレル販売員は「洋服と日常がどのように繋がっているのか」をドラマを見てチェックすることが、接客に役立ちます。
接客や洋服、トレンドを学ぼうという気持ちを持たなくてもドラマは息抜きや、楽しみを感じながら情報を得ることができるのでおすすめです。