私が出会った最強の販売員。本気出してとお願いしたらめっちゃ売った話

私が出会った最強の販売員。本気出してとお願いしたらめっちゃ売った話

私は、アパレル業界に8年いました。

その中で、鳥肌が立つくらいすごい接客をする販売員が2人いました。

今回はそのうちの1人の販売員の接客について、当時の様子も踏まえながら人を感動させるトップ販売員の考え方について書いていきたいと思います。

めちゃめちゃすごい人で、人の接客でこんなに興奮して鳥肌がたったのは初めてでした!



 

 

 

その人はいつも5割くらいの力でセーブしていた


なんと力をセーブしていたんです、その人。

そのセーブしていた理由は、ブランドのやり方とか会社の方針が合わなくて少しやる気を失っていたみたいです。

その人自身は、過去にブランド内でトップクラスに売り上げが高い人でバイイングもしていて展示会で買い付けなどもしていたそうです。

そこから、会社の方針でセレクトを入れられなくなってきてやりたいお店作りができなくなり、当時のモチベーションでは仕事をやっていなかったようです。

ただ、5割の力でもすごい接客レベルが高い人でした。



トップ販売員のアプローチ〜クロージングまで


ある日、私はその人にこう言いました。

私「○○さんの本気の接客が見てみたいです!」

その人「わかった。」

そのやり取りの数分後にカップルのお客様が入店されました。

その人はカップルのお客様にアプローチで声かけをしたのですが無視されてしまいました。

その人は、そのとき私に無理かもと目線を送りました。

確かに無理そうだな〜と私も感じました。

しかしその後、その人はセカンドアプローチで会話を掴み

ユーモアを交えた接客を繰り広げ

試着まで進み

カップルお二人の心を掴み

6点くらいセットを組み

最後にはそのカップルのお客様はその人に着こなしなどの質問を積極的にしていました。

最初のアプローチを無視した人とは思えないくらいお客様は笑顔で楽しそうでした。

お店を出た後に、そのカップルのお客様は他店にも入店されていたのですが、何も購入されていませんでした。

そのお客様は他のお店を見終わった後、エスカレーターで降りる際にまたその人に向かって笑顔でアイコンタクトをとって帰って行かれました。

トップ販売員の接客スキル


その接客が終わった後に、凄すぎたので私はその人に接客の流れを1から解説してもらいました。

まず、ファーストアプローチは無視されたけど、セカンドアプローチで商品の袖の部分に触れて会話を広げていったそうです。



そこで私が驚いたのが、その商品の袖の部分って別に特徴ありませんやん!ってことです。

大きな特徴があるわけでもない部分をこんなに可能性を広げて商品を良く魅せることができるんだという驚きがありました。



当時の私にはないスキルでした。



そして、セカンドアプローチで会話を広げて、試着まで行くんですが、彼氏が試着しているときに彼女と会話をしていました。



「渋谷良く来るんですか?」



「あそこのお店ご飯美味しいですよ」



などたわいもない会話なのですが、その人が持っている空気感がとても居心地の良い空間を作っていました。



洋服とは関係ない話をすることで、あなたと話しているんですということをお客様も実感できて心地良さを感じるのだと思います。



そして、彼氏が試着室から出てきたときには彼女の心を掴んでいるので、彼氏と彼女を巻き込んで接客をしていました。



心を掴んでしまうと、その人の洋服の知識はずば抜けているので



お客様は「へえ〜」「なるほど〜」と楽しそうに時間を過ごしていました。



とにかく凄すぎました。



8年間のアパレル人生の中で一番すごい接客でした。



一番すごいのは、本気の接客見せてくださいと言ってから、初めて入店されたお客様にこのハイレベルな接客をしたということなんですよね。


どうしたらトップ販売員になれるのか?トップ販売員の考え方はポジティブで常にお客様目線

その人と仕事をして接客を見て感じたのは、何事にも感動する温かい心を持ち、自分自身の将来に向けて夢と希望を膨らませ自己啓発していく、明るい前向きな姿勢であるということです。



トップ販売員の条件として

  • 適度な距離感
  • ボキャブラリー(語彙)が豊富
  • 販売員自身がおしゃれ
  • 商品知識が豊富



など挙げられると思います。



親しみやすい適度な距離感でお客様から信頼を得ることができます。



ボキャブラリーが豊富なことでお客様を楽しませることができます。



販売員自身がおしゃれであるからこそお客様はこの人から買いたいと思うかのしれません。



そして商品知識があることで、商品の価値をぐっと引き上げることができます。

知識がないところに自身も工夫も生まれません。

ブランドを知り、商品の特徴や素材の特性を熟知、「勉強した」「知っている」という自信は自然に表れる、知識があれば知恵や工夫も生まれます。



私が最強だと感じた販売員はこの要素を全て兼ね備えていました。



特に商品知識が凄かったです。



商品知識をただ使うのではなく、とても良いタイミングでお客様の不安を解消するために使うんですよね。



お客様と商品を繋ぐために商品知識があります。



たまに商品知識を使いたいだけの販売員も見かけますが、そういう仕事の仕方ではお客様は満足感を得られません。

トレンド重視でアイテムを組み合わせるのではなく、観察とヒアリングを経て汲み取ったお客様の好みにそのスタッフなりの感性や世界観を加味して商品をご提案するということが最適解です。

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