私が出会った最強の販売員。本気出してとお願いしたらめっちゃ売った話

私が出会った最強の販売員。本気出してとお願いしたらめっちゃ売った話

私は、アパレル業界に10年ほどいます。(2022年現在)

販売員をやっていた時期に、鳥肌が立つくらいすごい接客をする販売員が2人いました。

今回はそのうちの1人の販売員Aさんの接客について、お伝えしたいと思います。

人を感動させるトップ販売員の実力を目の当たりにした体験で、人の接客でこんなに興奮して鳥肌がたったのは初めてでした。

異次元に売る人で、めちゃくちゃすごい最強の販売員のエピソードをご紹介させていただきます!


接客が苦手な人に向けた、接客メソッドを制作しました。

明日からすぐにアパレル接客に活かせるマインド、スキル、洋服の知識を16,000文字以上で27ページに詰め込みました。ぜひ自店舗の接客にご活用ください。

※販売歴が初心者~中級者くらいの方が対象です。

接客が苦手なへっぽこ販売員でも売れる販売員に成長できた 接客スキル術 >>

 

 

 

いつも5割くらいの力でセーブしていた


なんと最強の販売員Aさんは力をセーブしていたんです。。

そのセーブしていた理由は、ブランドのやり方、会社の方針が合わなくて少しやる気を失っていたみたいです。

Aさん自身は、ブランド内でトップクラスに売り上げが高い人でした。

バイイング経験があり展示会で買い付けをして、自店に商品をラインナップしていたそうです。

しかし、会社の方針でセレクト商品を展開できなくなったことが原因で、モチベーションが低下していました。

普段、5割ほどの力で接客していましたが、それでもすごい接客レベルが高い人でした。

トップ販売員のアプローチ〜クロージングまで


ある日、私はAさんにこう言いました。

私「○○さんの本気の接客が見てみたいです!」

Aさん「わかった。」

そのやり取りの数分後にカップルのお客様が入店されました。

Aさんはカップルのお客様にアプローチしましたが、無視されてしまいました。

Aさんは、そのとき私に無理かもと目線を送りました。

確かに無理そうだな〜と私も感じました。

しかし、セカンドアプローチで会話を掴むことに成功し、ユーモアを交えた接客を繰り広げました。

最終的には、カップルお二人の心を掴み、6点ほどセットを組んでいました。

最初のアプローチを無視した人とは思えないくらいお客様は笑顔で楽しそうでした。

お店を出た後に、そのカップルのお客様は他店にも入店されていたのですが、何も購入されていませんでした。

そのお客様は他のお店を見終わった後、エスカレーターで降りる際にまたAさんに向かって笑顔でアイコンタクトをとって帰って行かれました。

トップ販売員の接客スキル


その接客が終わった後に、凄すぎたので私はAさんに接客の流れを1から解説してもらいました。

まず、ファーストアプローチは無視されたけど、セカンドアプローチでトップス商品の袖の部分に触れて会話を広げていったそうです。

大きな特徴があるわけでもない部分を、可能性を広げて商品を良く魅せることができるんだという驚きがありました。


当時の私には全くないスキルでした。


彼氏様が試着しているときには、お待ちの彼女様と会話をしていました。


「渋谷良く来るんですか?」
「あそこのお店ご飯美味しいですよ」

たわいもない会話なのですが、Aさんが持っている空気感がとても居心地の良い空間を作っていました。


洋服とは関係ない話をすることで、あなたと話しているんですということをお客様も実感できて心地良さを感じるのだと思います。


彼氏様が試着室から出てきたときには彼女様の心を掴んでいるので、お二人を巻き込んで接客をしていました。


心を掴んでしまうと、Aさんの洋服の知識はずば抜けているので、お客様は「へえ〜」「なるほど〜」と楽しそうに時間を過ごしていました。


とにかく凄すぎました。


10年間のアパレル人生の中で一番すごい接客でした。


一番すごいのは、本気の接客見せてくださいと言ってから、初めて入店されたお客様にこのハイレベルな接客をしたということなんですよね。

どうしたらトップ販売員になれるのか?トップ販売員の考え方はポジティブで常にお客様目線

Aさんと仕事をして接客を見て感じたのは、何事にも感動する温かい心を持ち、自分自身の将来に向けて夢と希望を膨らませ自己啓発していく、明るい前向きな姿勢であるということです。

 

トップ販売員の条件として、以下が挙げられます。

・適度な距離感
・ボキャブラリー(語彙)が豊富
・販売員自身がおしゃれ
・商品知識が豊富

親しみやすい適度な距離感でお客様から信頼を得られます

ボキャブラリーが豊富なことでお客様を楽しませることができます。

販売員自身がおしゃれであるからこそお客様はこの人から買いたいと思うかのしれません。

そして商品知識があることで、商品の価値をぐっと引き上げることができます。

 

知識がないところに自身も工夫も生まれません。

ブランドを知り、商品の特徴や素材の特性を熟知、「勉強した」「知っている」という自信は自然に表れる、知識があれば知恵や工夫も生まれます。



私が最強だと感じた販売員Aさんはこの要素を全て兼ね備えていました。


特に商品知識が凄かったです。


商品知識をただ使うのではなく、最適なタイミングでお客様の不安を解消するために使うんですよね。


お客様と商品を繋ぐために商品知識があります。


たまに商品知識を使いたいだけの販売員も見かけますが、そういう仕事の仕方ではお客様は満足感を得られません。

トレンド重視でアイテムを組み合わせるのではなく、観察とヒアリングを経て汲み取ったお客様の好みにそのスタッフなりの感性や世界観を加味して商品をご提案するということが最適解です。

【補足】職場環境が合わない場合は転職も検討する

今回、ご紹介させていただいた最強の販売員Aさんであっても、職場環境が合わないとうまく力を発揮できない場合もあります。

冒頭で、Aさんはモチベーションが低下しているとお伝えしましたが、最終的には、自分に合ったブランドに転職されていました。

職場の環境を変えるのはとても難しく、自分の努力だけではどうしようもないときがあります。

そんな状況のときは、「自分の力が発揮できる職場」「自分の希望する仕事ができる職場」に移ったほうが良いです。

転職するのはリスクがあるからと悩んでしまう人もいると思います。

転職はリスクを伴いますが、転職活動はリスクはありません。

もし、今の職場に満足していないようでしたら、試しに転職活動から始めてみても良いはずです。

アパレル、ファッション関係だとクリーデンスがオススメです。
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アパレルの職種はたくさんあって悩んでしまうという人は、以下の記事で解説しています。

よろしければ参考にしてみてください。

アパレル販売員から次のキャリアを目指すなら

販売員からジョブチェンジするなら転職が一番の近道

私自身、販売員だった頃に「ものづくり」に興味がありました。
社内で本社勤務を目指しましたが、狭き門だったので転職を決意し行動した結果、企画生産の仕事を経験することができました。

昔の自分のように、今の現状を変えたいと思っている方に伝えたいのは、視野を広げて業界内のことを知ることで、選択肢は意外と多く近道もできるということです。

アパレル業界には色々な職種があります。
未経験でもジョブチェンジはできるので、販売員の強みを存分の活かしていただけたらと思います。

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